時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

ケネディ大統領暗殺事件とダイアナ元皇太子妃暗殺事件

  今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。米国トランプ大統領は、ジョン・Fケネディ大統領の暗殺に関する2800件の機密資料公開を承認しましたが、複数の情報機関が一部の非公開を求めたことから、国家安全保障上の懸念を理由に、その他の資料は公開されず、来年4月28日まで延期になったそうです。昨日、本ブログにてケネディ大統領と「黒いユダヤ人」の国際組織との接点について指摘いたしましたように、本事件には、様々なレベルでの謎が多くあります。すなわち、暗殺犯は誰であるのか、といった点のみならず、ケネディ大統領自身にも多くの不審点があるのです。そこで、‘国家安全保障上の懸念’というその理由からも想起されてくるのが、ダイアナ元皇太子妃暗殺事件です。
 
本年6月28日付本ブログで述べましたように、故ダイアナ元皇太子妃(1961-1997年)も、以下の点から「黒いユダヤ人」の国際組織の影が見え隠れしております。
 
①ダイアナ元妃の全名は、「フランシス・ダイアナ(Diana Frances」であり、「フランシス」という名は、ダイアナの実母の名の「フランシス・バーク・ロッシュ(Burke Roche)」に由来している。フランシス・ロッシュの母は、出自不明のジプシーの出身とされており、「ロッシュ」という苗字から、そもそもロスチャイルド家との関連が疑われる人物である(このような血脈問題から、ウィリアム王子が将来英国王に即位した場合、英国史上初のアジア系英国王となると言われている)。
②ダイアナ元妃は、離婚後に、ロスチャイルド家と遠戚関係にあるハスナット・カーHasnat Ahmad Khanというパキスタン人と交際しており、再婚するつもりであった。
Wikipediaによると、ダイアナ元妃の実家であるスペンサー伯爵家のロンドンの邸宅スペンサー・ハウスは、維持困難になったため、1985年から96年契約で第4ロスチャイルド男爵ジェイコブ・ロスチャイルドの経営するRIT・キャピタル・パートナーズ(英語版)に賃貸されている。ロスチャイルド卿は2000万ポンドもの巨費を投じてその内装を18世紀の状態に復元し、この修復作業はダイアナ元妃からも高く評価された。
④ダイアナ元妃とともに事故死したドディ・アルファイド氏にも、「黒いユダヤ人」との関連が見え隠れしている。映画プロデューサーであったアルファイド氏が手掛けた映画の代表作は、英国に移住してきたユダヤ人青年を主人公とした『炎のランナー』であり、アルファイド家もまた、「黒いユダヤ人」との関連が示唆される。
 
これらの4点から、ダイアナ元妃は、「黒いユダヤ人」の国際組織と近い関係にあったと推測することができるのです。仮に、ダイアナ元妃が、カーン氏とアルファイド氏のどちらかと再婚していた場合、将来の英国王には、イスラム教徒と近い関係にある「黒いユダヤ人」勢力を背景に持つ異父兄弟姉妹が生じてしまっていたことになり、英国民にとりまして大きな脅威となったはずなのです。
 
本年、621日に放送されたWorldTruth TVによりますと、元MI5エージェントのジョン・ホプキンス氏がダイアナ元妃を暗殺したことを告白し、暗殺の理由と目的は、国家安全保障上の脅威を引き起こしているposed a threat to the national security人物を取り除くためであったそうです。国家安全保障の問題を考えた場合、ケネディ暗殺事件もまた、単なる暗殺事件ではなく、別の角度からも、十分に検証すべき事件であると言えるかもしれません。

 よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
 
(続く)