時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

「切り裂きジャック事件」の‘3段重ねの棺’の意味

 今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。“H.H.ホームズ”役として、すなわち、猟奇的連続殺人犯の偽装死刑を演じる役として、アラン・ピンカートンによって「ホームズ2」が雇われたといたしますと、ピンカートンの目的は、何であったのでしょうか。そこで、昨日、指摘いたしましたホームズの墓の‘3段重ねの棺’の謎を解く糸口ともなるような以下の仮説を提起いたしたいと思います。
 
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ホームズ1(恐らく「ホームズ1」が、H.H.マジェット)」は、アラン・ピンカートンによって、“口封じ”のために既に秘かに殺害されていた。すなわち、イルミナティーのメンバーであったピンカートンは、「切り裂きジャック事件」と「アメリカン・リッパ-事件」の両事件が、「黒いユダヤ人」の国際組織であるイルミナティーによる組織犯罪であることが、「ホームズ1」の逮捕・供述によって表に出ないよう、自らが創設していた私立探偵社を使って「ホームズ1」を追跡し、秘かに殺害していた。「ホームズ1」が秘かに埋葬された場所が、TVプログラムで放映された「ホームズ1」の玄孫と考えられる人物を中心とした調査チームによって発掘され、人骨が発見された場所である。
 
そして、、ピンカートン(実際にはイルミナティー)は、「ホームズ2」を雇って、“H.H.ホームズ”であるとして警察に逮捕させ、獄中の「ホームズ2」にあたかも単独犯であるかのような告白文を書かせて公表させた。これによって、ピンカートン(イルミナティー)は、口封じに成功するとともに、「ホームズ2」を通して、莫大な原稿料と印税を手に入れ、イルミナティーの活動資金源とした。
 
さらに、ピンカートン(イルミナティー)は、獄中の「ホームズ2」に「ホームズ1」が密かに埋葬されている場所の両側の2つのお墓を購入させ、その2つのお墓の間の中間、すなわち、「ホームズ1」が埋葬されている場所に埋葬するように遺言させた。そして、連邦・州政府内部のイルミナティーメンバーの協力のもとに、「ホームズ2」に絞首刑を演じさせることに成功し、実際には逃亡させた。そして、ピンカートン(イルミナティー)は、“H.H.ホームズ”の埋葬と称して、実際には「ホームズ1」の棺の上に2つの空の棺(そのうちの一つの棺はコンクリート詰め)を埋めさせ、「ホームズ1」の棺が暴かれないようにした(昨日、指摘したように、3つの棺は「ホームズ3」の存在を示唆)。こうして‘3段重ねの棺’が出来上がった。
 
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このような仮説を立ててみましたが、読者の皆様は、どのようにお考えになるでしょうか

(続く)


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