時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

キリスト教はアンチ・イルミナティーの宗教

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。イルミナティーによる世界支配が、無法、アンフェア、無倫理となると予測される理由は、イエズス会士(フランシスコ派)を中心として、その構成メンバー達が、歴史的に奴隷商人達であったことにあることにつきましては、昨日、述べました。
 
この点は、イルミナティーがキリスト教を嫌う理由を説明しております。キリスト教にとりまして、『暴露録(黙示録)The Revelation』は、その信仰の本質にかかわる重要な預言・予言です。人類が神様によって最終的な裁きを受けることについて扱ったこの預言・予言におきまして、いわば“有罪”判決を受けて滅ぼされるのが、人間を売買した商人達、すなわち、奴隷商人達の女主人である大娼婦の「ミステリー・オブ・バビロンMystery of Babylon」とされております(第18章)。
 

ユダヤ教のラビであるスタイン・ザルツStainSalts氏の『The Essential Talmud』によりますと、ディアスポラ以降、多の「ユダヤ人」がペルシャ湾沿岸地域、すなわち、バビロニアに移動し、大きなコミュニティーを形成していた点、②イエズス会が、キリスト教を信仰しているように見せかけながら、バビロニアユダヤ教を信奉している点、③イルミナティーを構成する中心3勢力の一つであるサスーン家がバビロニアの出身である点は、本ブログにて再三にわたり指摘しております。これらの点を考え合わせますと、「ミステリー・オブ・バビロンMystery of Babylon」とは、イルミナティーのことであると考えることができるのです。

 
すなわち、『暴露録(黙示録)The Revelation』は、イルミナティーは、いずれ亡びることになると述べているのです。このように考えますと、キリスト教は、アンチ・イルミナティー宗教であることを、明白に謳った宗教であると言うことができます。そこで、イルミナティーは、キリスト教の存在を嫌悪し、キリスト教を滅ぼそうと計画していると推測することがでるでしょう。
 

今日は、クリスマスです。昨今、世界支配に向けて、特に、邪悪さ、狡猾さ、野蛮さを増しているイルミナティーの様々な悪行を踏まえますと、キリスト教は、ありがたい宗教なのではないでしょうか。


 

よろしければ、クリックをお願い申し上げます。

 

[https://blog.with2.net/link/?626231 人気ブログランキング]

 
(続く)