時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

米国トランプ政権が非常事態宣言を発した理由

本日も、古代史・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。イエズス会創始者であるイグナティウス・ロヨラという人物から、イエズス会(フランシスコ派)の武装盗賊団気質の問題が見えてまいりました。そのイエズス会が1776年以降、ヴァイス・ハウプトによってイルミナティーという姿を採るようになって、洋の東西を問わずにさらに活発に世界支配計画を推し進め、カトリックにおきましては、現ローマ法王のフランシスコⅠが、歴代の法王のなかで、初のイエズス会出身の法王であることは、この問題が現在におきましても、極めて重要、かつ、深刻な問題であることを示唆しております。
 
このことは、壁の建設を目的とした米国トランプ政権による非常事態宣言にも見てとることができます。中南米からの不法移民の流入をめぐって国家非常事態宣言が発せされましたことは、一見すると大げさに見えます。しかしながら、不法移民がイルミナティーの下部組織のメンバーであると想定して、米国の置かれている状況を分析いたしますと、決して大げさではないことがわかります。
 
イルミナティー革命」、否、「大泥棒」とも言える社会・共産主義革命が成功した理由は、イルミナティーが移民や最下層民を組織化していたことにあります(「共産主義革命」の名のもとに、一般国民のすべての所有物が独裁者によって簒奪されることから、「大泥棒」であると言える。社会・共産主義国の独裁者が世界有数のお金持ちである理由)。
 
移民や最下層民は、人から資産を奪って配ってくれる人がいればよいと考えるわけですので、昨日、本ブログにて指摘いたしましたように、武装盗賊団的な性格を持つイエズス会(フランシスコ派)の計画に参加する傾向にあるのです。すなわち、米国を目指す不法移民たちがイルミナティーの下部組織のメンバーであった場合、将来的に、米国におきまして「大泥棒」が発生する可能性が高まるのです。ロシア革命中国共産党革命の例を踏まえますと、大量強盗殺人もありえないことではないのです。
 
このように考えますと、トランプ政権が、国家非常事態宣言を発動してまでして、壁を建設しようとしている危機感は、理解できるのではないでしょうか。そして、本年4月からの1号・2号資格外国人労働者をめぐっても、同じ危機感を募らせているのは、私だけではない気がいたします。

 
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(続く)