時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

小沢氏を擁護する人々の不自然

 西松建設事件以来、小沢氏に対する検察の捜査に対して、検察側を非難する声が聞かれてたものです。しかしながら、ここにきて、小沢氏の4億円の出所に関する供述は二転三転しており、これでは、小沢氏自らが、自分が”うそつき”であったことを証明しているようなものです。

 この事態を、小沢氏を擁護してきた人々は、どのように受け止めているのでしょうか。健全な倫理観があれば、事情聴取に際してうそを平気で供述できる人物を擁護はしないはずです。もし、誰から見ても社会悪に加担している人物の肩を持つとなれば、それには、擁護する側にも、何らかの利益や動機があるはずです。小沢氏のうそが明らかになった今、それでも氏を擁護するとしますと、今度は、擁護する側の倫理観や行動が疑われることになるのです。

 不自然な行動には、必ず理由があるものです。小沢氏を擁護する人々は、社会正義を実現するよりも、自己の利益を優先する利己主義者なのでしょうか。

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