時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日本国の政治家情報の封鎖状態は北朝鮮の”招待所”並み?

 明日来日する金賢姫工作員に関連する記事として、日本人拉致被害者の方々が勤務させられたという、北朝鮮の”招待所”の記事が新聞に掲載されておりました。この記事を読みまして、我が国の政治家をめぐる情報封鎖の状況は、北朝鮮の秘密主義に近いのではないかと感じたのです。

 かの国の招待所では、「本名はもちろん自分のことはすべて秘密にしなければならない。尋ねても答えてもダメだ」と厳命されるそうです。日本国の政治家もまた、タレントなどは芸名を使っていますし、国会議員は、法律上も本名でなくとも許されるそうです。しかも、国民の多くは、菅首相や小沢前幹事長をはじめ、先祖代々の日本人であるのかどうかさえ、確認することができません。マスコミも書きませんし、本人たちも口をつぐんでいるのです。これでは、国民は、選挙に際して必要となる情報さえ手にすることができませんし、”身元不明”の人物に政権を委ねていることになります。

 日本国の政治に蔓延しているこうした秘密主義は、どこかで、是正すべきなのではないかと思うのです。スパイ養成所と同様の秘密主義が蔓延しているとしますと、日本国の政治もまた、暗闇となりそうです。

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