時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

予測できた民主党政権の支持率低下

 内閣支持率は、低下の一途を辿り、ついに、67%という過去最高の不支持率を記録したそうです。この低下、もしかしますと、民主党が政権与党となった時点で、既に予測できたことであったのかもしれません。

 何故ならば、衆議院選挙において民主党マニフェストに掲げた公約を全て実施すれば、財政が破綻することは目に見えていましたし、これまでの民主党政権の安全保障政策の方針からしますと、日米同盟が揺らぎ、安全保障上の危機が訪れることは予測できたからです。国民からの高い支持率を得て出発したものの、政権交代時においさえ、我が国の政治の混乱を予期していた人々も少なくありませんでした。
 
 起きるべくして起きた民主党政権の支持率低下ですが、たとえ小沢氏が離党したとしても、今度ばかりは、鳩山前首相と小沢前幹事長のダブル辞任のように、劇的な支持率回復は望めないように思えるのです。

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