時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

韓国のモラルを問う―混乱に乗じた侵害のパターン

 東日本大震災により、甚大な被害を受けた我が国に対して、世界各国から暖かい支援が寄せられております。反日感情の強い韓国でも義援金活動が行われたそうですが、ここにきて、韓国政府が、竹島に海洋基地を造る方針を示したため、両国間には険悪な空気が流れています。

 震災であれ、戦災であれ、混乱が発生すると、それに乗じた不法行為や犯罪が発生するものです(いわゆる”火事場泥棒”・・・)。我が国もまた、戦後の混乱期にあって、在日韓国・朝鮮人の人々による土地の不法占拠という被害にあいました。現在、駅前の一等地で開店しているパチンコ店のほとんどは、この時に占拠した土地に建てられているそうです。そうして、個人レベルのみならず、国家レベルでも同様の事件が起きており、竹島は、一方的な李承晩ラインを引いた韓国によって不法に占領されたのです。もちろん、こうした行為は、違法、あるいは、不法行為であり、本来ならば原状回復がはかられ、権利を侵害した者は刑罰を受けるべきことなのですが、韓国側は、暴力にものを言わせて、居座ってしまっているのです。

 先日のブログで書きましたように、韓国政府は、ラスク書簡を受け取っておりますので、竹島が、国際法上において日本国領であることを認識してるはずです。にもかかわらず、竹島の教科書記載を口実として、震災時の混乱を狙うかのように、実効支配をさらに強めようとしているのですから、日本国民の多くが、災害に際して支援を受けながらも、韓国という国のモラルを疑い、信頼できない国と見るのは、当然のことではないかと思うのです(韓国では、”恩知らず”として日本国を非難しているらしい・・・)。

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