先の参議院選挙では、東京選挙区から山本太郎氏が選出されたことで、反原発運動の支持者達から期待の声が上がっています。山本氏の支援団体は、菅氏の献金事件で名の上がった北朝鮮系の「市民の会」なそうですが、山本氏が議員として活躍する場は限られているのではないかと思うのです。
そもそも、独立性の高い原子力規制委員会が発足したため(今では、この高い独立性が問題ともなっていますが…)、原発問題について、政治家が口を挟むことが難しくなっております。加えて、エネルギー政策に影響を及ぼそうとすれば、参議院の経済産業委員会(21名)、あるいは、環境委員会(20名)のメンバーになる必要があります。現在、経済産業委員会には、無所属議員として浜田和幸議員が務めていますが、無所属の立場で、委員に就任するには狭き門です。しかも、たとえ、これらの委員会の委員に就任できたとしても、20名ほどの委員のうちの一人に過ぎませんので、政策に決定的な影響を及ぼすことは不可能です。
山本氏は、反原発運動の人々にとりましては希望の星なのでしょうが、氏の北朝鮮繋がりの背景から、国民の多くは、氏を信頼しているわけではありません。氏の”支持者を裏切って、命を狙われるのが怖い”とする不可解な発言も、この支持者が北朝鮮やその下部組織の過激派であればこそ、意味が通ると思うのです。
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