時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日本軍の名誉回復を

 毎年、終戦記念日の8月15日を前後して、先の大戦に関する周辺諸国の批判的な反応が目立つようになります。南京大虐殺については、さすがの中国も誇張が過ぎたためか、最近では、若干、沈静化してきておりますが、韓国に至っては、未だに、”慰安婦”問題を持ち出しては、日本軍が、世界最悪の非人道的な軍隊であったかの如くに言いふらしています。

 果たして、日本軍とは、それほど残虐で非道な軍隊であったのでしょうか。軍隊内部では、部隊によっては、先輩による後輩の虐めがあったともされていますが、”三光作戦”や”慰安婦強制連行”で断罪されるほど、民間人に対して残虐になれたとは思えません。何故ならば、当時の軍人教育は、それは厳しいものであり、陸軍に至っては、士官は、軍人勅諭を丸暗記させられたと伝わります。軍人勅諭には、天皇統帥権の下で、軍人に対する5つの徳目―忠節・礼儀・武勇・信義・質素―の実行が課せられていました。日本国は、明治以来、最大限、国際法を守る努力を続けてまいりましたし、当時の教育状況を考えますと、天皇の勅諭を破ってまで、非道な行為に及ぶとは思えません。実際に、軍規に違反した者は、厳罰を以って処罰されています。戦争犯罪が全くなかったとは申しませんし、違反や不良行為もあったことでしょう。しかしながら、当時の日本人気質に鑑みますと、大量虐殺を伴うような蛮行は、あり得ないと思うのです。

 中韓プロパガンダによって、靖国神社に祀られております英霊までもが、事実に反する捏造や歪曲によって汚名を着せられております。名誉を回復しないことには、尊い命を先の大戦に捧げられた方々に、まことに申し訳ないと思うのです。

 戦没者を悼んで…

 父母を 思ひて異郷に 果てるとも 今宵は御霊も 大和に還らむ

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