時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

『ゴーン物語』は米アニメ映画『ミニオンズ』を想起させる

 本日も、古代史・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。ゴーン問題とイルミナティー金融の問題との繋がりに関する憶測は、米アニメ映画『ミ二オンズMinions』の『怪盗グル―の月泥棒Despicable Me』を想起させます。
 
この映画に登場する主人公の怪盗・グル―は、「悪党銀行Bank of the Evil」から工作資金を調達して、様々な仕掛けの悪事を働いている大泥棒です。グル―は、「悪党銀行」からの融資(信用保証)を得るために、なおさら悪事を積み重ね、その悪事のレベルをエスカレートさせてゆくわけです(「悪党銀行」は、ついには月を泥棒するという怪盗グル―の事業計画に投資)。このように、資金回収の困難な事業に投資する銀行もあり、実現不可能な野望を持ったような借り手が、資金調達と返済のために悪事(大泥棒など)を繰り返すというパターンもあり得るのかもしれないのです。
 
グル―と「悪党銀行」との関係、すなわち、銀行からの信用を得るために悪事を働くというグル―と「悪党銀行」との関係は、いわば「持ちつ持たれつ」の関係であるとも言えるでしょう。
 
仮に、アニメ映画の「悪党銀行Bank of the Evil」にモデルがあったといたしますと、それは、イルミナティー系の銀行であるはずであり、ロスチャイルド銀行やバチカン銀行であるかもしれず、映画の世界は、もしかしましたら現実の世界であるのかもしれません(日産の奴隷化という大事業をゴーン容疑者が請け負っていた?)。
 
『ミリオンズMinions』は、そこに登場する奇妙な生物、「ミリオンズMinions」のかわいらしさによって、全世界的に人気を博している映画ですが、この映画が、案外、世界情勢や金融界をめぐる深い問題を扱っているのかもしれないのです。

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(続く)