時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

戦没者の方々を心から悼んで

 本日8月15日は、昭和天皇詔勅により第二次世界大戦終結が動かぬものとなった、運命の日として日本国の歴史に深く刻まれています。毎年、蒸し暑い夏の一日でありながら、この日ばかりは、何か、厳粛な空気がこの国を覆っているように思えるのです。

 先の戦争では、日本国のみならず、アメリカをはじめとした連合国諸国の方々も、戦いと破壊の中で亡くなりました。また、アジア諸国においても、民間人の方々が戦闘の巻き添えとなり、無残にも命を落とされました。今日この日は、敵味方を超えて、すべての戦没者の方々を悼み、御霊の安らかでありますことを、謹んで祈ることといたします。そうして、未だに祖国に帰れぬ亡き人々を偲んで…

 紺碧の海の波間に鎮まりぬ 御霊よ永久に安らかにあれ