時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

子ども手当の”日本人差別”は本当?

 本日、皆さんのブログを読んでおりましたところ、子ども手当法案について、驚くべき内容が書かれた記事を発見しました。その記事が伝えることには、子どもが海外に居住している場合、外国人には、申請さえすれば無制限に子ども手当が支給され、日本人の場合には、支給対象から外されるというのです。

 にわかには信じられないお話なのですが、この法案が可決されるとしますと、政府による公然の”日本人差別”となってしまします。しかも、支給対象となるのは、永住外国人のみならず、短期滞在者も含まれるそうですし、また、経済制裁を受けている北朝鮮の人であっても制限はないそうです。生活保護の不正受給が問題となっておりますが、申請に際してチェックもないそうですから、不正を働こうとすれば、際限なく国費が外国に流れてゆくことになります。我が国の財政事情が厳しいことは誰もが承知のことですので、国会では、ぜひ、この問題を議論していただきたいと思うのです。

 子ども手当の外国人優遇は、鳩山首相の”友愛精神”に基づくものとされています。首相の個人的な信条ならば、自らの資産を以って、外国の子どもたちのために財政支援を行うべきなのではないでしょうか。”日本人差別”となるような内容を含む法案に、国民の多数が納得するとは到底思えないのです。

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