時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

平田オリザ氏は劇作家

 韓国における平田内閣官房参与の発言問題について、枝野官房長官は、守秘義務はなかった、として懸命に鎮静化に努めているようです。しかしながら、平田氏が劇作家であることを考えますと、何らかの効果を意図した発言であった可能性もあります。

 守秘義務がなかった理由として、枝野官房長官は、平田氏は、原発についての機密に接する立場になかったことを挙げています。つまり、氏の発言は、”口からの出まかせであった”、と公式に認めたわけですが、劇作家が、単なる出まかせで言葉を発するとは考えられないのです。会見の場を劇場の舞台と見立てれば、その台詞には、ストーリー展開上の役割があるはずです。報じられるところによりますと、氏は、反日・親韓の傾向にあり、国家に対して否定的な意見の持ち主とのことです。あるいは、日米離反の流れを造ろうとしたのかもしれませんし、海洋汚染の責任を問われている民主党政権を擁護するための発言であったのかもしれません。

 この事件は、うやむやにしてはならず、平田氏には、政府の一員である以上、真偽の如何も含めて、国民に対して自らの発言の動機と意図を説明する責任があると思うのです。

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