時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

冬場の電力不足―停電を防ぐ策を

 福島第一原発の事故は、全国的な電力不足という、深刻な二次災害をもたらすことになりました。夏場は、政府の「電力使用制限令」や国民の節電意識によって停電を回避することができましたが、冬場は、どうなるのでしょうか。

 定期検査中の原発が再稼働されていませんので、電力の供給状況は、夏場よりも悪化しています。先日も、電力使用量が94%に達したと報じられていました。夏場には、電力使用量の状況がネットなどにも公表されていましたので、国民がチェックをすれば、家庭での使用量を調整できたのですが、現在では、こうした情報も公開されていません。今後、気温が冷え込んだり、寒波の到来がありますと、電力使用量が100%越えて、突然に、停電してしまう可能性も否定できないのです。

 冬場の停電ともなりますと、産業のみならず、国民の日常生活や健康にも悪影響を与えます。政府は、冬場の電力対策について、何らかの対策を立てているのでしょうか。

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