貿易赤字国に転落―原発再稼働は経済問題
本日のネット・ニュースによりますと、日本国は、31年ぶりに貿易赤字国に転落したそうです。
2010年の貿易収支は7兆近い円の黒字であり、2011年に2兆7842億円の赤字となりましたので、1年間で実に、10兆円以上もの貿易収支の変動があったことになります(輸出の縮小と輸入の拡大)。当初は、代替火力の燃料費は、3兆円増しとも試算されていましたが、天然ガスの価格が2倍に跳ね上がったとの情報もありますので、あるいは、予想以上に輸入コストが嵩んでいるのかもしれません。また、背信的な政府は、積極的に産業空洞化政策を推進していますので、その当然の結果である可能性もあります。何れにしましても、この状態が長期化すれば、日本経済は、衰退の一途を辿ることになります。
反・脱原発派の人々は、生命の尊重と安全を訴えていますが、原発再稼働問題は、経済問題でもあります。国民の雇用と生活がかかっているのですから、政府も、電力会社も、地元自治体も、早期の原発再稼働を実現すべきと思うのです。
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