時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

被害を過大に言い立てる韓国

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 竹島の不法占拠や日本人虐殺をはじめ、韓国側は、自らの加害行為に関しては、被害者側であることを強調することで、批判を封じ込めようとしてきました。歴史問題にすり替えることで、日本国に対して、被害を甘受させようとしてきたのです。

 しかしながら、韓国側の”被害”さえ怪しいものであり、併合時代において、日本国が、朝鮮半島から過酷な搾取を行ったとする説は、今日では、大方覆されています。朝鮮王家の準皇族化、被選挙権と日本国本土での選挙権の付与、朝鮮籍議員の選出、法整備、軍を含めた官吏への登用、国家予算の20%を費やしたインフラの敷設、義務教育の普及…など、どれを取りましても、搾取的なものではりません。創氏改名を非難する声がある一方で、同化政策は、当時の日本政府が、朝鮮籍の人々を日本人と同じと見なそうとした証しでもあります。戦後に成立した民族自決主義の原則からしますと、朝鮮半島の人々が、統治権を失ったことは望ましくはありませんが(それでも、清朝の属国から独立させたのは日本…)、今日の韓国の被害者意識は、史実から離れた”被害妄想”に近いのではないかと思うのです。それも、身勝手な。

 こうした事実から離れた主観的な感情から、あたかも罪滅ぼしをせよ、と言わんばかりに、不法行為や違法行為を是認するよう、日本国に求めることは、明らかに間違っています。歴史を直視すべきは韓国であり、併合を植民地支配にすり替える戦法を許してはならないと思うのです。

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