時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

通名廃止は政治家も-国籍と本名は公的情報

 先日、元民主党議員の今野東氏が亡くなられました。この報道で初めて知ったのですが、今野議員の本名は、今野東、ではなく、今野東吾なそうです。

 在日韓国・朝鮮人の人々は、日常において通名を使うことが公的に許可されていますが、通名制度は、一般の日本人に、有形無形のリスクを負わせています。通名の使用は、偽名によって他者を詐術する行為ですし、犯罪の隠蔽のみならず、脱税の手段として悪用されているそうです。マイナンバー制が導入されますと、銀行口座などの把握も容易になるかもしれませんが、通名という仮面を被ることが許されている現状は、対人不信と社会的ストレスの一因ともなります。姓名からでは、日本人であるのか、否かさえ、判断ができないのですから…。国籍は、公的な情報であって、決して、保護されるべき個人情報ではないはずです。

 国民の多くも、通名の廃止を望んでいるのですが、残念なことに、少なくない数の政治家が、”通名”を使用しているという悪しき現状があります。国籍と本名は、重要な公的な情報なのですから、政治家と在日韓国・朝鮮人通名制度は、両者とも、速やかに廃止すべきと思うのです。

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