時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

安重根記念碑-中韓の日本人暗殺計画に警戒を

 昨日の中韓首脳会談の席で、韓国の朴大統領が、中国の習主席に対し、日本国の初代首相を務めた伊藤博文を暗殺した安重根の記念碑をハルビンに建立することに協力を求めた、と報じられています。”対日歴史共闘”の象徴を演出しているようにも見えますが、この発言には、恐ろしい狙いが込められていると思うのです。

 今年の5月、尖閣作戦の第一人者であった防衛相統合幕僚幹部特殊作戦室長の方が、交通事故で亡くなられるという事件が発生しました。まことに惜しまれる有能な人材を失い、日本国の損失は計り知れません。「テーミス」の7月号の記事によりますと、容疑者は中国人とのことであり、事故の状況が不自然なだけに、中国の手による暗殺の噂が広がっているそうです(中国各紙では、暗殺説を堂々と報じている…)。また、公安当局は、スワップ協定延長問題などを背景に、経済危機が懸念される韓国も、防衛省自衛官を標的に「暗殺リスト」を作成している、との情報を掴んでいるらしいのです。

 こうした中、両国首脳は、暗殺者を賞賛することで合意しているのですから、偶然とは思えません。おそらく、日本人を暗殺した人物は英雄である、ということを内外に示すことで、自国民に対しては日本人暗殺を奨励し(愛国無罪…)、日本国に対しては、暗殺を仕掛けるぞ、と脅しているのでしょう。安倍首相も含めて、日本国は、中韓の日本人暗殺計画に、厳重に警戒すべきではないかと思うのです。

 よろしければ、クリックをお願い申し上げます。

<a href="https://blog.with2.net/in.php?626231">人気ブログランキングへ</a>