時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

虚像の”南京大虐殺”と実像の”日本人大虐殺”

 中国では、本日12月14日は、日本軍が30万人もの民間人を殺害した”南京大虐殺”が起きた日として教えられています。しかしながら、目撃談とされる日本軍の残虐行為は、中国大陸や朝鮮半島の伝統的な虐殺方法そのものとも指摘されています。

 カニバリズムは、古今東西、全世界において散見されますが、日本国をはじめ、一般的な社会では禁忌であり、それ故に、人食事件が稀に発生しますと、猟奇的な出来事として大騒ぎとなります。ところが、中国大陸や朝鮮半島では、長らく人食の風習は倫理的な問題とはならず、『論語』では、訪問客への御馳走として登場しています。中国大陸と朝鮮半島の刑罰の歴史を辿ってみましても、20世紀初頭まで、ギロチンや銃殺が人道的とさえ感じられるほど、残酷な処刑方法が存在していました。処刑された人々の遺体は、食用として売られたというのですから、唖然とさせられます。現代にあっても、わが耳を疑うような残酷な事件が後を絶たず(テキサス親父さまも恐ろしい言葉で脅迫されている…)、残虐性に対する寛容は、中国大陸や朝鮮半島から消え去ってるわけではありません。”南京大虐殺”は虚像ですが、想像を絶する残酷な方法で多数の日本人が虐殺された通州事件の記録は残されていますし、『竹林はるか遠く』に描かれているように、日本国の敗戦を境にして朝鮮半島で繰り広げられた日本人大量虐殺もまた史実です(日本国内でも少なくとも4000人の日本人が犠牲になったとも…)。

 中国の軍拡と共に、我が国周辺の波は高くなってきましたが、以上に述べた厳粛な事実を考慮しますと、日本国政府は、有事に際して、日本国民に対する大量虐殺が起きることを警戒する必要があります。二度と、自国民が無残に虐殺されることがあってはならないと思うのです。

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