時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

深刻な民主党の軍隊恐怖症

 今月20日の国会における質疑に際して、安倍首相が”わが軍”という言葉を使ったことに対して、野党から批判の声が上がっているそうです。

 民主党の細野代表に至っては、「これまで自衛隊という形で、憲法の枠組みの中で積み上げた議論を全部ひっくり返すような話だ。非常に理解に苦しむ」と語気を強めておりますが、このうした発言から伺えるのは、民主党の軍隊恐怖症です。この軍隊恐怖症、極めて深刻なのは、自国の軍隊に対して恐怖心を抱いてしまうことです。近隣諸国には、中国をはじめ、日本国の領土、主権、国民を脅かす軍隊がひしめいております。日本国の防衛する義務を負う日本国の政治家であれば、自国の軍隊を怖れることはないはずです。

 民主党こそ、自衛隊とは、国際法において全ての国に保有の権利が認められている軍隊であるとする、認識の転換が必要なのではないでしょうか。

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