時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日教組はずるい

 中山国土交通大臣が、日教組の活発なところの学力は低い、との発言したところ、即座に日教組の代表者からの苦情が寄せられたと言います。しかしながら、日教組のこの批判は、どこかずるいように思うのです。

 常識的に考えましても、教職員組合の活動が活発であるということは、それだけ本業であるべき教育が等閑にされていると理解することができます。一般にあっても、組合運動の盛んな企業の業績は振るわないものです。中山大臣の指摘が正当な根拠を持つものであるならば、それを反省材料にこそすれ、批判するとは筋違いなように思うのです。しかも、日教組は、学力テストの公表を拒み、誰も、この発言の真偽を確認できないようにしようとしています。

 日教組のかつての委員長は、教育は北朝鮮のようにと発言したことがあります。この発言の方が、よほど憲法の精神に反していますし、問題性がありましょう。もしかしますと、日教組が、中山大臣を非難するのは、夫人であられる中山補佐官が北朝鮮問題で奮闘されたからなのではないか、と疑ってしまうのです。

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