時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

鳩山首相・小沢幹事長会談にみる密室政治

 本日、下げ止まらない内閣支持率を受けて、鳩山首相小沢幹事長が、自らの進退について会談を設けたと報じられています。政権と民主党の命運を左右する重要な決定となりそうなのですが、この会談が、密室であるところに民主党の限界が見えると思うのです。

 もし、民主党の党勢を回復するために、党を挙げて議論をし、党員合意で結論を出す、という方法であれば、まだ、民主党も救われたかもしれません。しかしながら、トップ2の会談で最重要事項を決定し、党員は従順にそれに従う、というスタイルでは、隘路に迷い込むばかりとなります。

 結局、民主党政権は、独裁体質と閉鎖性によって、自らをさらに追い詰めているように見えるのです。

 よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
<A HREF="https://blog.with2.net/link.php?626231">人気ブログランキングへ</A>