時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

真面目な政治は候補者名の漢字化から

 我が国では、奇妙な選挙風景が広がっていると思うのです。それは、何故か、ひらがな書きの候補者の名が並んでいるということです。

 その理由としては、漢字が読めない国民がいるから、と説明されていますが、義務教育が普及して1世紀以上が経過し、一般社会において普通に漢字氏名が使われているにもかかわらず、選挙の時だけはひらがな書きというのは、あまりに不自然です。中には、ひらがなどころか、本名さえ名乗っていないタレント議員もいます。これでは、政治が、どこか不真面目な雰囲気を漂わせてしまいます。

 識字率は100%に近いのですから、常用漢字にない人名だけを、ひらがな書きにするか、ふりがなを付ければ、済むことです。公人となるのですから、戸籍に登録されている漢字と氏名を堂々と名乗って選挙に臨むべきなのではないでしょうか。

 よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
<a href="https://blog.with2.net/in.php?626231">人気ブログランキングへ</a>