時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

野田首相より輿石幹事長を大きく報じるNHKの不可解

 昨日、NHKの夜7時のニュースを見ていたところ、番組の編成がどこか不自然であることに気が付きました。昨日は、第95代の首相が正式に選出された日でもあるのですが、輿石氏の民主党幹事長就任のほうを、異様なまでに大きく取り扱っているのです。

 輿石氏の経歴や初当選の時の映像までわざわざ放映しており、これでは、まるで輿石氏が首相に就任したかの錯覚に襲われます。放送時間も、輿石氏に多くを割かれており、メインニュースは、首相ではなくて、輿石氏なのです。これまで、与党の幹事長就任が、これほどまでに大々的に扱われたことは、あったでしょうか。NHKのニュース編成は、どこか、不可解であり、不自然なのです。

 推測しますに、この異例の報道は、マスコミが、小沢派の強い影響下にあることを、アピールする狙いがあったのかもしれません。そうであるならば、マスコミの中立性には、疑問符が付きますし、国民は、マスコミ報道には、よほど警戒しなければならないと思うのです。

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