時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

中国が法輪功を弾圧する理由

 現在、政治ランキングの一位の記事として、「中共程永華駐日大使は創価大学のOB…」が掲載されております。拝読しましたところ、その内容は、創価学会とは、中共の工作機関なのではないか、というものでした。

 宗教団体を相手国の内部工作機関として利用する方法はよく知られており、オウム真理教にも、ロシアや北朝鮮の影が見え隠れしていたことは、既にマスコミ等でも、再三報じられてきました。もし、創価学会が、中国政府の工作機関であるとしますと、中共政府が、異常なまでに法輪功を弾圧する理由も理解できます。中国の人々は、自分がしていることは、相手もするに決まっている、と考える傾向にあるそうです。中共政府は、自ら日本国内で創価学会を工作活動機関として利用しているのですから、外国政府もまた、中国国内の宗教団体を工作活動機関化していると信じ込んでいると推測できるのです。そうでなければ、あれほど残酷なまでに、徹底的な弾圧をするわけはありません。

 中国の法輪功弾圧の理由が、内部工作への危機感に起因するものであるとしますと、政教分離の原則に違反しながら公明党を結成し、政治活動を行っている創価学会の存在もまた、そら恐ろしいと言わざるを得ないのではないでしょうか。

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