時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

冷たさを露呈した東京の11区―自衛隊拒否問題

 昨日、首都直下地震を想定した自衛隊の防災訓練において、東京都の11の区が、自衛隊の連絡要員の庁舎への立ち入りを拒否したと報じられています。迷彩服を区民に見せたくなかったとして。

 反原発運動の参加者を始め、左翼の人々は、とかくに”命が大切”と連呼しています。しかしながら、社会主義者ほど国民に冷酷な人々もなく、村山元首相の阪神淡路大震災に際しての対応が、それをよく表しています。自衛隊が、即、救援活動を開始していたならば、死傷者を最小限に押さえることができたかもしれません。左翼にとって、”命よりも大切”なのは、自らの信奉するイデオロギーであり、命は二の次なのです。迷彩服の件もまた、体の良い言い訳に過ぎないのでしょう(ファッションとして、迷彩服を着用している一般の人もいる・・・)。実際に、首都圏直下型地震が発生した場合、自衛隊を拒否した11区の人々が、見殺しにされるのではないかと心配になります。

 社会・共産主義政権が成立した諸国で、政府が、国民を大事した国はありません。国民は、仮面の下の左翼の冷たい素顔に気付くべきと思うのです。

 よろしければ、クリックをお願い申し上げます。

<a href="https://blog.with2.net/in.php?626231">人気ブログランキングへ</a>