時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

民主党の敗因総括-消滅の危機となる?

 先の総選挙での敗北を受けて、民主党の党内では、敗因の総括が行われるそうです。再生に向けての取り組みなのでしょうが、その半面、消滅の危機ともなりそうです。

 何故ならば、民主党の選挙での敗因とは、民主党の基本姿勢、そのものにあるからです。民主党は、与野党時代を通して、親中韓北政策、外国人参政権付与、人権擁護法の制定、反産業政策、給付拡充政策、日教組教育の後押し…などに、積極的に取り組んできました。しかしながら、民主党が自らの党是として掲げてきたこれらの基本的な政策は、国民にはすこぶる不評であり、しかも、政権与党となったことで、これらの政策が、如何に非現実的であり、また、害となるのかを晒してしました。敗因を徹底的に分析して総括した結果、自らの基本政策に原因にあることが分かったとしましたら、民主党は、これまで掲げてきた看板を下ろすのでしょうか。もし、基本政策を変更するとなりますと、それは、もはや、かつての民主党ではなくなります。

 基本方針を転換して再生するのか、それとも、変わることができずに時代の流れの中で消えてゆくのか、民主党は、自らの存在に関わる重大な岐路に立っていると思うのです。

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