竹島問題
昨日、島根県では竹島の日の記念式典が開催されましたが、日本国政府が高官を派遣したことに対して、韓国外務省は、早々に非難声明を出したそうです。 韓国は、これまでも、竹島について、古代から近現代に至るまでの様々な史料を持ち出しては、竹島を自国の…
オバマ大統領による尖閣諸島安保適用の明言を受けてか、韓国外交部は、定例記者会見で、竹島(独島)は、米韓同盟の適用対象となるとする認識を述べたそうです。 韓国曰く、”尖閣諸島が日本国の施政下にあることが日米同盟発動の根拠となるならば、竹島は韓…
竹島問題について、日本国政府によるICJへの共同提訴を頑なに拒んでいる韓国。その理由は、”歴史的にも法的にも疑いのない韓国領”ということなのですが、この言い訳、もはや通用しない段階に来ております。 本日の新聞では、各社とも、島根県の竹島問題研究…
韓国は、来年度から不法占拠している竹島の住民に課税措置を採ることで、領有権の根拠を補強しようとしています。この件に関して、韓国政府は、1902年の「欝島郡節目」を挙げて、過去にも課税事実があったかのように説明しているようです。 江戸時代に施政権…
ようやく、本日、韓国政府の公式サイトの15のQ&Aの最後に辿りつきました。Q15は、さしずめ、韓国による”侵略開き直り宣言”の如くです。 韓国のサイトで最も不誠実な点は、GHQが引いたSCAPINやサンフランシスコ講和条約を紹介しても、国際法違反として…
昨日のQ13では、サンフランシスコ講和条約をめぐる経緯について説明しましたが、続くQ14では、1954年における日本国政府からのICJ共同付託の提案を拒否した理由を述べています。韓国側の言い分は、どれも、国際社会を納得させるには程遠いものです。 サイ…
韓国の公式サイトのQ13は、サンフランシスコ講和条約の内容を尋ねる設問です。この問答においても、韓国は、自国に都合の悪い情報を隠し、読者に誤った”認識”を受け付けようとしています。 韓国は、回答においてサンフランシスコ講和条約第2条(a)、即ち、…
竹島に関する資料を正確に読むと、韓国側の言い分が間違いであることが判明する現象は、Q12でも見られます。韓国公式サイトのQ12では、二つの連合国総司令部の覚書(SCAPIN)を挙げて、連合国は、日本国に対して竹島を放棄させる意思があったこと主張して…
韓国政府の公式サイトのQ11は「1943年、連合国が第2次世界大戦終戦後の日本領土に関する基本方針を明らかにしたカイロ宣言はどのような内容ですか。」というものです。韓国政府は、カイロ宣言に記されている「日本は暴力と貪欲によって奪取した全ての地域か…
韓国の公式サイトでは、Q10として、「沈興澤報告書」を紹介しています。日本国では、あまり知られていませんが、沈興澤とは鬱陵島の郡守であり、竹島の島根県への正式に編入した翌1906年3月に、島根県調査団が同島を訪問した際に接受した人物です。 島根県…
韓国政府のサイトのQ9は、1905年の日本政府による竹島の島根県編入の国際法上の有効性を問うものです。この問いに対して、韓国側は、竹島編入時期が、日露戦争に当たることから、”韓国に対する侵奪過程の一環”であり、国際的な効力はないと主張しています…
竹島に関する韓国政府の公式サイトのQ8では、「1900年、大韓帝国(日清戦争後の1897年に改名)が獨島を鬱陵島管轄と明示した「勅令第41号」とは何ですか。」という質問を設定しています。勅令には「郡庁は台霞洞に置き、区域は鬱陵全島と竹島(竹嶼・Bouss…
Q7については、前置きが長くなりましたが、本日は、明治10(1877年)年3月の太政官指令に見られる「竹島(鬱陵島)外一島」の記載が、韓国の主張するような日本国政府による現在の竹島放棄を意味しないことについて説明したいと思います。なお、太政官指…
昨日の記事では、太政官指令が作成された頃、日本と朝鮮半島の間の島々について、名称の混乱があったことを説明しました。それでは、日本国では、当時、この混乱に対して、どのように対応していたのでしょうか。実のところ、この頃、竹島(磯竹島とも…)と呼…
本日のQ&Aは、韓国が自国の領有権主張の主要な根拠としている明治10(1877)年の「太政官指令」です。韓国のサイトでは、「お伺いの趣、書面竹島(鬱陵島)外一島の件は、本邦と関係無しと心得るべきこと。」とあることから、外一島を現在の竹島と決めつ…
韓国政府の竹島公式サイトのQ6は、「朝鮮政府の刷還政策とは何ですか」という質問であり、韓国側の国内政策を問うています。刷還政策とは、倭寇の侵入を恐れて実施された空島政策であり、肅宗王の時代(1417年)から1895年まで続けられたそうです。この設…
韓国政府の竹島公式サイトのQ5は、「獨島と関連し、安龍福の活動にはどのような意味がありますか。」という設問です。この問いに対する回答にも、虚偽の記載があります。 第1に、韓国のサイトでは、安龍福の二度の訪日は、”「鬱陵島争界」の過程で、鬱陵…
韓国政府の竹島公式サイトのQ4は、「韓日間の「鬱陵島争界」の当時、獨島が日本の領土では ないことを明示した「鳥取藩答弁書」とは何ですか。」というものです。 1693年に発生した竹島一件後、日朝交渉が、対馬藩を交渉の窓口として開始されます。この時…
韓国側の竹島公式サイトのQ3では、古地図に関するものです。韓国は、伊能忠敬の測量図に竹島が含まれないこと、並びに、長久保赤水の「改正日本輿地路程全図(1791年)」を挙げて、日本領ではなかったことを主張しています。 伊能忠敬の測量図に関しては、…
韓国政府の公式サイト(日本語版)のQ2は、「獨島に関して記述した最古の日本文献の一つである『隠州視聴合記』は、獨島をどのように記述していますか。」というものです。サイトの回答では、当史料の翻訳文として、「この二つの島(鬱陵島、獨島)は人が住…
先日、日本国の外務省は、竹島に関する動画を公開し、国際社会に対して日本国の領有の根拠の積極的アピールを開始しました。韓国政府もまた、海外向けの説明サイトを開設しています。そこで、反証として、本日から、一つづづ、韓国公式サイトの記述の真偽を…