時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

選挙

公明党が自民党依存なのでは?

昨日投開票された衆議院選挙では、公明党と共産党が議席を伸ばすという奇妙な現象が発生しました(何れにも親中政党…)。自民党が一議席減らしたことから、公明党の存在感が高まるとの予測がありますが、現行の制度では、公明党が自民党に依存しているのでは…

左派政党の若者への投票誘導作戦は効かない?

民主、社民、共産といった各政党は、投票日を迎えた本日、懸命に若者に投票を呼びかけているようです。若者が投票所に向わないと、日本は危険な国になる、若者が不利益を被ることになる、と訴えて…。 果たして、この左派政党の危機感を煽る呼びかけに、若者…

政権批判の受け皿は共産党?

マスコミ各社の選挙結果の予測では与党優勢なのですが、政権に対する批判票が、民主党といった野党ではなく、共産党に流れるとする憶測があります。 共産主義体制の失敗は、旧ソ連邦の崩壊のみならず、一党独裁体制を堅持している中国によって、現在進行形で…

パソナの選管作業募集は危険

他所のブログ記事で拝見したのですが、今月14日に実施される選挙の開票作業に関連して、パソナが作業に当たるアルバイトを募集しているとのことです。この情報が事実であるとしますと、日本国の選挙に、特定の民間企業が介在することになります。 選挙管理委…

移民政策反対は国民の多数意見では

来月予定されている衆議院選挙を前にして、与党自民党も選挙公約を発表しました。外国人労働者の受け入れについては、「移民政策ではないことを前提」」との但し書きが付いたそうです。 産経新聞社の解説によりますと、”自民党内の保守系には「移民」への抵…

民主・維新の共通政策―脱亜入欧論もヘイトスピーチ?

報じられるところによりますと、衆議院選挙を来月に控え、民主党と維新の党は、5項目の共通政策を発表したそうです。(1)「同一労働同一賃金推進法案」、(2)「領域警備法案」、(3)「使いやすい一括交付金の創設」、(4)「ヘイトスピーチ規制法の…

立候補者は配偶者の出自も公表を

ネット上のサイトで、公職にある人は、政治家であれ官僚あれ、三代前の出自を明らかにするべきとする意見を拝見いたしました。情報開示項目に一つ、付け加えるとしますと、それは、配偶者の出自なのではないかと思うのです。 ミャンマーの憲法では、大統領の…

選挙戦-候補者は有権者に情報の公開を

日本国の選挙の風景は、選挙カーによる候補者の名前の連呼と、候補者が熱弁を振るう立会演説会を常としています。しかしながら、この方法では、有権者が、候補者の政治家としての資質や政策的スタンスを知ることは困難です。 実のところ、候補者が、有権者に…

解散見送り論-増税延期は衆議議員の任期満了までとしては?

安倍総理は、既に衆議院の解散については決めておられるでしょうから、本日の記事は、あまり意味がないのかもしれません。 消費増税に関しては、世論調査によりますと、国民の過半数以上が延期当の見直しに賛成しております。ですから、今、総理が延期を公表…

沖縄県知事選で仲井間氏が敗北した理由

昨日、沖縄県では、辺野古への基地移設を訴えた翁長雄志氏が初当選しましsた。それでは、何故、自公が擁立した現職の仲井間氏は、再選を果たすことができなかったのでしょうか。 その理由としては、幾つかの点が推測されます。第1に、この選挙結果は、沖縄…

解散総選挙-最も戸惑うのは国民では

マスコミ等の報道によりますと、衆議院の解散総選挙は既定路線かのようです。この解散総選挙で、自民党の方向性は今一つはっきりとはしていません。 2009年に自民党から民主党へと政権が交代した原因の一つは、保守党であったはずの自民党が中韓への接近を強…

日本国にも忍び寄る”香港化”の影

香港の行政長官の選挙改革案は、民主国家に対する中国の基本的な戦略をよく表しています。平たく言えば、”人事権を掌握せよ”ということなのかもしれません。 民主的な選挙制度における選挙権とは、国民が統治組織の人事上の権利を持つことを意味しています。…

舛添都知事問題-公人は出自の公表を

韓国のソウル市を訪問した舛添東京都知事の行動が、あまりにも”売国的”であるとして、ネット上では批判の声が上がっています。この問題、実のところ、東京都知事選の時から燻っておりました。 選挙戦に際しても、舛添氏が韓国系であるとする情報が飛び交って…

不正選挙問題-選挙管理委員会がターゲット?

一昨日、高松市において、白票を水増しした廉で選挙管理委員会の職員3人が逮捕されました。不正選挙という、選挙結果の正当性をも左右しかねない重大事件なのですが、この事件は、現行の選挙管理制度の欠陥とリスクを端的に表しています。 ひと昔前までは、…

メールでの投票呼びかけ禁止は適切?

一昨日の東京都知事選において、特定の候補者への投票を電子メールで呼びかけたとして、デヴィ夫人が警視庁から警告を受けたと報じられています。 公職選挙法では、電子メールでの投票の呼びかけは、候補者本人か政党に限定されています。デヴィ夫人が田母神…

舛添新都知事の政策構想の危うさ

昨日即日開票された東京都知事選挙では、組織票を固めた舛添氏の当選という結果となりました。当選が決まって早々に、舛添氏は、NHKの番組に出演し、独自の政策構想を打ち出したそうです。 構想の内容は、”介護士と保育士の報酬アップや、高齢化が進む多摩ニ…

東京都知事選が示す日本政治の変化

本日、遂に、東京都知事選の選挙日を迎えました。猪瀬氏の辞任から今日に至るまでの選挙期間を通して、日本国の政治が、大きな変動期に差し掛かっている兆しが感じられます。 今回の選挙において見られた変化とは、第1に、従来であれば、マスコミがあらかじ…

東京都知事選挙-試練の雪

明日に都知事選の投票日を控えた本日、16年ぶりともされる大雪に見舞われています。吹き付けるような雪は、東京都の有権者を試すかのごとくに、降り積もっております。 今回の選挙は、自民党都議連、並びに、公明党が推薦している舛添候補が、自民党員の反発…

東京都知事には組織悪に厳しい人を

個人主義者は、あらゆる出来事を個人の問題に還元して対処しようとします。しかしながら、現実には、深刻な社会不安を引き起こしたり、治安を悪化させているのは、組織の方が余程多いのです。 今日、在日韓国・朝鮮の人々が、政治・経済・社会の各面において…

東京都知事選-奇妙な日経の世論調査

本日の日経新聞の朝刊に、都知事選の序盤戦についての世論調査が記事として掲載されていました。見出しでは、「舛添氏先行、細川氏追う」なのですが、奇妙なことに、紙面の隅々を探しても各候補者の支持率を示す数字が見当たらないのです。 通常ならば、世論…

東京都知事選-マスコミは候補者情報の提供に徹して

混戦模様の都知事選にあって、有権者が最も必要としてるのは、各候補者に関する情報です。ところが、マスコミは、世論誘導には熱心であっても、候補者情報については十分な社会的役割を果たしていません。 マスコミが報じないとなりますと、本人が公表しない…

東京都知事選に見え隠れする中国の影

今回の東京都知事選ほど世論調査の結果に違いが見られる選挙も珍しく、二強構図は大きく後退して混戦模様となっているようです。 一部のマスコミや候補者は、脱原発のみを争点に据えたいようですが、新聞各社の論調も、エネルギー政策のみならず、東京オリン…

東京都知事選-不自然な原発争点化

本日、東京都知事選の告知日を迎え、各候補者は、早速に街頭演説に立ち、有権者に支持を訴えたそうです。選挙の争点の一つとして、原発の行方が問われており、一部マスコミやネット上のブログの記事などでも、本選挙最大の争点のような論調も見受けられます…

東京都知事選-マスコミの次なる作戦は沈黙作戦?

ネット上では、東京都知事選はホットな話題ですが、田母神氏優勢の報を受けてか、マスコミの東京都知事選に関する報道は、気のせいか減少してきているように思えます。マスコミは、どうやら、二強構図作戦から、有権者の選挙への関心を低下させる作戦へと方…

東京都知事選-田母神現象の意味

ラジオNIKKEIの世論調査で80%を超える支持を集めたため、ネット上では、東京都知事選は、田母神俊雄氏が圧倒的な得票数で当選するのではないか、とする予測が飛び交っております。田母神氏が有権者の支持を集めているとしますと、それは、何を意味するので…

東京都知事選-影の争点は民族問題?

東京都知事選では、自民党の東京都連のみならず、自民党本部も枡添氏に対する支持を固めた模様です。先の総選挙では、”日本を取り戻す”を掲げて大勝しながら、都知事選では、その逆の候補者への支援を決定したことは、まことに不可解なことです。 マスコミで…

東京都知事選は混戦では?-マスコミの世論誘導は罪深い

昨日は、都知事選の二強構図化は、壮大な陰謀ではないか、とする記事を掲載いたしましたが、選挙に際してのマスコミの世論誘導ほど無責任であり、罪深いものはないと思うのです。 ”マスコミ主導”の選挙には、民主党政権の誕生で国民の多くは懲りております。…

東京都知事選は壮大な陰謀か?

昨日、細川護熙元首相が都知事選への立候補を正式に表明したことを受けて、マスコミの大半は、東京都知事選は、枡添要一氏との一騎討ちの構図になると報じています。しかしながら、現状を見ておりますと、ふと、東京都知事選は、壮大な陰謀なのではないかと…

東京都知事選はカジノ特区も争点に

就任してから僅か1年足らずで猪瀬知事は職を辞すことになりましたが、来年2月上旬頃には、選挙を経て新たな都知事が選出されます。ところで、次回の都知事選は、カジノ特区の是非を都民に問う機会ともなるのではないでしょうか。 これまで、カジノ解禁を選…

政官界に帰化系が不自然に多い理由は?

官公庁といった公的機関には、相当数の帰化系日本人が雇用されていることが判明しましたが、民主党政権時に指摘されたように、政治家にも帰化系は少なくありません。実のところ、この現象は、そら恐ろしい推測を導きます。 日本国の人口に占める韓国・朝鮮系…