時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

マスコミ

見えてしまうNHKの底意地の悪さ

相手の悪意が見えてしまった時、通常は、不快感を持つものです。大河ドラマの「平清盛」の視聴率の低迷には、様々な要因が絡んでいるのでしょうが、NHKの底意地の悪さが国民に見えてしまったことも、その原因の一つであると思うのです。 一般的な感覚からし…

「平清盛」―平安時代の捏造?

先日放映されたNHKの大河ドラマ「平清盛」は、またしても、最低視聴率を記録したそうです。その理由の一つに、平安時代の捏造があるのではないかと思うのです。 NHKは、リアリティーを追求したと説明していますが、ドラマに描かれている平安末の光景は、日本…

マスコミ任せでは日本文化は衰退へ

昨日の記事では、AKB48総選挙について苦言を呈したのですが、最近のマスコミは、常軌を逸しているようです。このままでは、日本の文化は、衰退、あるいは、故意に消されてしまうのではないでしょうか。 テレビ等のメディアには、発信する側に放映の権限をほ…

虚しいAKB48総選挙

総選挙と言えば、本来ならば政治の分野の言葉なのですが、最近、芸能界でも大々的に使われるようになりました。ティーンエイジャーのアイドルグループの人気投票として。 NHKでも報じられたことから、行き過ぎとの批判もありますが、どこか、このビジネス方…

反・脱原発に肩入れするNHKのニュースウォッチ9

放送法では、放送局には不偏不党性が求められており、”意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること”と記されております。NHKについては、以前から偏向放送が問題視されてきましたが、最近の反・脱原発への肩入れは、…

NHKは経費削減を

昨日、NHKのクローズアップ現代という番組で、ハリウッドの世界的に著名な監督であるスティーブ・スピルバーグ氏へのインタヴューを放映していました。この番組の最初の方しか見ていませんので、内容については詳しくは分からないのですが、その費用を想像し…

NHKの受信料は高過ぎるのでは

近年のNHKの質の低下は著しく、ニュース以外、ほとんどNHKの番組は視聴しないという人も少なくありません。公共放送としての使命感も倫理観も喪失したのでは、存在意義は薄れてゆくばかりです。問題山積なところですが、加えて、NHKの受信料は、高過ぎると思…

NHK「平清盛」―反社会的ドラマでは

NHKの大河ドラマ、「平清盛」の視聴率は、さらに低下したと報じられています。低視聴率の原因については、専門家などから様々要因が指摘されていますが、この作品の設定に含まれている反社会性もマイナス要因なのではないかと思うのです。 実のところ、筆者…

平清盛はヒーローか―視聴率低迷

NHKが一生懸命に宣伝しても、大河ドラマ、『平清盛』の視聴率は、低下傾向に歯止めがかからないようです(2月5日は東西ともに16%に低下…)。この低迷の原因の一つは、やはり、国民の多くが、このドラマに”歴史の捏造”と心情的な”違和感”を感じ取っている…

NHKの事業費を国民が負担する不思議

近年、NHKの国民無視の姿勢は、各方面から批判を浴びるようになり、解約数も増加傾向にあるそうです。それと言うのも、NHKの組織形態そのものに、問題があるからではないかと思うのです。 通常の企業であるならば、事業収益に加えて、自らの事業に必要となる…

大河ドラマ「平清盛」―知事の批判は歓迎すべき

今月8日から始まったNHKの大河ドラマ「平清盛」。兵庫県知事が酷評したことに対して、県庁には、”立場をわきまえよ”といった批判の声も寄せられているそうです。 頼朝に北条政子が平家滅亡の報をもたらす場面で絶句し(あり得ない!)、それ以降は見ていな…

北朝鮮報道―日本国民とNHKとの温度差

あまりに突然の訃報であったために、北朝鮮の金正日死去のニュースは、日本国内でも、驚きをもって報じられました。このニュースから二日が経ちましたが、NHKの報道ぶりは、国民の反応とは違っています。 毎日のようにテレビを通して報じられる北朝鮮の映像…

NHKの受信料-世帯一律で良いのか

国民の受信料で運営されながら、NHKの横暴ぶりには、驚くばかりです。紅白歌合戦では、暴力団関係者の排除もできず、韓流歌手が多数出演とあっては、国民の多くはNHKに対して失望感を抱いたのではないでしょうか。 ところで、一説によれば、地上デジタルの導…

紅白歌合戦出場歌手―国民による投票で選んでは

NHKは、大晦日に放映される紅白歌合戦を、”国民的な行事”として自負してきました。しかしながら、最近は、視聴率が低下傾向にあるようで、この番組を見ないという国民も増えてきました(実は、私も見ていない…)。この低下傾向の原因が、国民とNHKとの意識や…

韓国偏向擁護論―グローバル化の勘違い

誰がどう考えましても、他国の放送局やテレビ番組の内容に介入し、自国礼賛・他国侮辱を繰り返せば、その国の国民から反感をもたれることは、当然のことです。にもかかわらず、グローバル化の現象を持ち出して擁護する人々が存在しているのですから、不思議…

日本も韓国の「国家ブランド委員会」対策を

韓流やK-POPの流行は、捏造ではないかとする指摘は以前からあったのですが、韓国は、Youtubeを遮断されてしまったことで、ついにこの疑いが事実であることが、証明されることになりました。 この工作活動、「国家ブランド委員会」なる政府の機関が指揮してい…

日本文化・文明の危機

日本国のテレビ局に対する韓国政府の対日政策が引き起こした大規模なデモは、海外のマスコミでも報じられており、無視を決め込んだ国内のマスコミの異常さが、逆に浮き立つことになりました。嫌なら見なければよい、という意見もありますが、この問題は、深…

野田首相より輿石幹事長を大きく報じるNHKの不可解

昨日、NHKの夜7時のニュースを見ていたところ、番組の編成がどこか不自然であることに気が付きました。昨日は、第95代の首相が正式に選出された日でもあるのですが、輿石氏の民主党幹事長就任のほうを、異様なまでに大きく取り扱っているのです。 輿石氏の…

芸能界はあべこべ村か

ネット上のニュースを読んでおりましたところ、”韓流”批判の発端となる発言をした俳優の方が、芸能会社の社長に”土下座”を強いられたとする記事がありました。この謝罪の構図、どう考えても”あべこべ”であり、反省すべきは、この社長を含めたマスコミの側な…

韓流擁護の盲点―視聴者の選択は差別ではない

そもそもビジネスにおける宣伝とは、消費者や取引先に対して、自らを選んでもらうために、自己アピールすることです。宣伝という行為は、個々の選択の自由があって成り立つものであり、商品や取引先を選ぶことは、差別ではありません。 この観点からしますと…

韓流擁護論―日本国内における韓国の過激なナショナリズムこそ批難すべき

フジテレビの韓流ごり押し事件。韓流批判に対して、日本国のナショナリズムを批難し、韓流を擁護する意見もあるようですが、日本国という他国で過激なナショナリズムをまきちらしているのは、韓国側なのではないかと思うのです。 この点、日本国側のナショナ…

国策の韓流は主権侵害では

韓流擁護論には、日本も同じことをすればよい、という意見もあります。しかしながら、他国において、外国の政府が、無制限に自国の文化を広げる権利があるとは思えないのです。 もちろん、政府が関与せずに、外国の文化が自然に広がることもあります。自然な…

韓流は経済合理性の結果ではない―自由競争が働かない放送事業

ここ数日、ネットでは、”韓流”とフジテレビに対する批難の声がわき上がっているようです。中には、経済合理性の結果として擁護する声も聞かれるのですが、放送事業には、自由で公正な競争は、働いていないと思うのです。何故ならば、放送事業は、公共性が高…

韓流の謎―国会に調査会の設置を

昨日以来、ネット上の掲示板は、テレビ局の”韓流”を批難した俳優の方を解雇した事務所に対する批難の声であふれているようです。”韓流”には、韓国政府の対外宣伝政策の一環であるとするなど、さまざまな憶測が飛び交っており、国民の多くも、不信感を抱いて…

なでしこさん気を付けて―場外の闘いは始まっている

本日、政府は、女子サッカー・ワールドカップで、見事に優勝の栄冠を勝ち取った”なでしこジャパン”に対して国民栄誉賞の付与を検討する、との談話を公表しました。マスコミも、こぞって”なでしこジャパン”の選手たちの動向を報じ、フィーバーしています。 ”…

何故か評価が逆なNHK大河ドラマ

来年のNHKの大河ドラマの主人公は平清盛であり、しかも、時代を変革したヒーローとして描くそうです。悪人のイメージを払拭したいそうなのですが、『平家物語』を読めば、権力を私物化して密告体制を敷き、しかも、対宋貿易で巨万の富を独占した清盛が、ヒー…

海保保安官の方の実名が報道されない不思議

先日、尖閣ビデオを公開した海保保安官の方の自筆の文章が公表されました。そこで不思議に感じることは、実名が伏せられていることです。 公開されている自筆の文章を読みますと、「私、○○は、この度、世間をお騒がせしたこと・・・」と書かれており、文末に…

NHKは平壌放送?

昨晩、7時のNHKニュースを見ておりまして、大変、驚いたことがあります。それは、前日に続いて、北朝鮮の国内情勢についての報道を延々と続けたことです。 しかも、日本国の政治制度についてさえ詳細に説明したことのないNHKが、北朝鮮の国家体制については…

マスコミの「報道しない自由」問題

本日、「外国人参政権―在日中国人に政治的自由はあるのか」という記事に、マスコミの「報道しない自由」の行使を指摘するコメントをいただきました。マスコミが、中国、韓国、北朝鮮、帰化、在日外国人が関わる問題について、事実であってもそれを報道しない…

検察批判への世論誘導?

昨日、足利事件で冤罪となった菅家さんが、事件当時の検察官に謝罪を求めたところ、その言葉を得ることができなかったとする事件が大きく報じられました。このニュースは、検察批判とも読みとれましたが、冤罪事件が発生した理由が、不正確なDNA鑑定であ…