時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

#行政

民主党の代表選候補者は情報公開を

民主党の代表選で菅首相が選ばれた時、国民の多くは、菅直人氏が、どのような人物であるのか、ほとんど知らなかったはずです。首相に就任してから、国民は、ネットなどで情報を得るようになり、その人脈の怪しさに驚くことになったのです。 民主党では、次な…

菅首相―思い付きでなければ確信犯

本日、”思い付き”発言を批難された菅首相は、思い付きではなく、よく考えた末での決定であったと弁明したそうです。この弁明、全く言い訳にもなっていないと思うのです。 菅首相の行動が、混乱を巻き起こしてきたことは事実ですので、”思い付き”ではないとし…

菅首相の”弾劾”―北朝鮮系政治団体との関係調査会の設置を

アメリカ大統領は、合衆国憲法の規定により、反逆罪、収賄罪、その他の重罪または軽犯罪を犯しますと上院において弾劾裁判が開かれ、有罪の判決を受けた時には、辞任しなければなりません。フランスでも、共和国大統領は、大反逆罪の罪に限り、両院の公開投…

国民は諦めずに菅首相を退陣に追い込もう

サッカー女子ワールドカップの日本対アメリカの決勝戦は、歴史に残る名試合でした。前半のアメリカ代表の猛攻に耐え、何度も先制を許しながら最後には追いつき、PK戦で勝利を決めた瞬間には、国民の多くが歓喜に沸き、心を揺さぶられたことは言うまでもあり…

追求すべき菅首相と北朝鮮系政治団体との関係

昨日今日と、ネットでも松本前復興相辞任の話題でもちきりのようですが、忘れてはならないことは、菅首相をはじめ、民主党の政治家の多くが、北朝鮮系の政治団体に献金をしていたことです。 政権発足当初から、民主党の政治運営は、明らかに独裁志向でした。…

復興相を買って出る政治家がいない民主党

本日、辞任を表明した松本龍氏は、復興相就任を二度辞退し、仙谷氏も就任要請があったものの、断ったと報じられています。閣僚の人選は、首相の権限ではあるのですが、民主党には、復興相を自ら買って出る人物はいないのでしょうか。 被災地の惨状を考えれば…

脱原発と再生エネルギー法案:詐欺師は決してリスクを語らない

詐欺とは、リスクを語らずして架空の展望を述べ、相手が合意した後になって、損失を負わせるという犯罪行為です。詐欺事件が後を絶たないことは、それほど、人間が騙されやすい存在であることの証でもあります。 さて、菅首相は鳩山前首相からペテン師と評さ…

菅首相にしかできない仕事はない

辞任要求の大合唱の中にありながら、菅首相は、自らが、その任に留まる理由として、震災復興や福島原発事故の終息・・・などを挙げて、延命を図ろうとしています。しかしながら、こうした仕事は、菅首相でなくても、できるのではないでしょうか。 ある人物が…

後継首相候補者の人物評価が必要

菅首相の退陣表明により、民主党内では、次期首相候補として、多数の若手の名が挙がっています。ところが、若手である故に、国民の多くは、候補者たちが、どのような人物であるのかよく知らないのです。 知名度の高かった鳩山前首相や菅首相でさえ、首相に就…

首相後継―民主党内部の院政争いか

退陣表明に際し、菅首相が、若手との交代を示唆したことが原因してか、民主党の次期代表には、前原前外相、野田財務省、鹿野農相、小沢前環境省、樽床衆院国家基本政策委員長といった、若手の名前が挙がっているようです。 しかしながら、その背後には、仙谷…

退陣時期を常識的に判断するなら

菅首相は、自らの退陣時期について、常識的に判断すると述べたそうです。もし、この言葉通りならば、首相は、もうとっくの昔に職を辞していたのではないかと思うのです。 就任以来、今日に至るまで、菅首相は、常識では考えられない行動を繰り返してきました…

”仙谷首相”は悪夢の再来

菅首相の早期退陣予想を受けて、大連立構想に加えて、何人かの次期首相の名も挙がっているようです。その中に、仙谷氏の名も見えるのですが、尖閣諸島沖での事件での対応を考えますと、仙谷首相の誕生は、国民にとりましては、悪夢の再来です。 事件当時、仙…

節電対策の公務員のリゾート着は行き過ぎ?

夏の節電対策として、今年は、クールビズのいでたちの人が増えそうなのですが、公務員の中には、赤いアロハや短パン姿の職員も現れたそうです。 率先して節電に取り組んでいることを示すパフォーマンスなのでしょうが、リゾートやレジャー向きの服装は、やは…

内閣不信任案の顛末―政治復興という課題

本日、衆議院で提出された菅内閣に対する内閣不信任案は、造反続出の予想に反し、民主党議員の多数の反対をもって否決されたそうです。 民主党議員の多くは、不信任案の否決により、解散総選挙が遠のき、延命ができると安堵したかもしれません。しかしながら…

菅首相が復興を遅らせる動機

本日、新聞に掲載された世論調査の結果によりますと、「首相交代すべき」とする回答が7割に上り、交代時期については、49%が「震災で一段落後」と答えたそうです。 菅首相の行動パターンとは、国家や国民よりも、まずは自分が優先で行動することです。首…

原子力発言―袋小路の管首相

福島第一原子力発電所の事故が管首相に報告された際に、首相は、自分は原子力に詳しい、と胸を張ったと伝えられています。最近になって、首相の判断で海水注入が停止されたとの報道がなされると、今度は一転して、自分は原子力詳しくない、と前言を取り消し…

政府のサボタージュは許されるのか

選挙に際しては、何れの候補者も、額に汗しながら、”国民のために働きますので、ぜひ、私を国会に送り出してください”と必至の形相で訴えるものです。しかしながら、いざ、閣僚や議員となると、この言葉は、すっかり頭から消えてしまうようです。 最近の民主…

敗因を的確に把握することができない菅首相の不安

昨日行われた地方統一選挙の結果、先々週に続いて、またもや民主党は大敗を喫したそうです。菅首相は、敗因について、”震災の対応はしっかりやっている”と発言したそうですが、それでは、一体、何が原因で敗北したと考えているのでしょうか。 政治家のみなら…

内閣改造で岡崎国家公安委員長の交代を

今度の内閣改造では、仙谷官房長官と馬淵国交相の名が取り沙汰されているようですが、国家公安委員長の岡崎トミ子氏も忘れてはならないと思うのです。 国家公安委員長の職務を考えれば、韓国の反日デモに参加したり、民団や総連との繋がりのある人物が、この…

予測できた民主党政権の支持率低下

内閣支持率は、低下の一途を辿り、ついに、67%という過去最高の不支持率を記録したそうです。この低下、もしかしますと、民主党が政権与党となった時点で、既に予測できたことであったのかもしれません。 何故ならば、衆議院選挙において民主党がマニフェ…

三党連立―まさかの福島法相の誕生?

民主党政権は、国会での安定多数の形成を目的として、再度、社民党に秋波を送っているそうです。安全保障政策において、依然、隔たりがあるために先行きは不透明ですが、もし、社民党が連立政権に復帰するとなりますと、民主党が、即、準備できるのは、仙谷…

テロ情報出版を黙認する岡崎国家公安委員長

警視庁の国際テロ情報が流出したことでさえ、重大な失態なのですが、その情報が出版されようとしているのに、政府は、何らの手も打とうともしていません。政府がこの出版を黙認するとなりますと、民主党政権は、テロリストの味方と言うことになります。 流出…

日中他虐政権の不幸

民主党政権の手法は、日に日に中国共産党政権に似通ってきているようです。自らの失敗を棚に上げて、他者に罪や責任を押し付けようとする態度は、そっくりです。 尖閣諸島沖での事件が発生した時も、中国は、自らに非があるにも拘わらず、日本国側を犯罪者に…

誰が検察の破壊を狙っているのか

小沢氏の不起訴処分にはじまり、尖閣諸島沖の事件での那覇地検の政治判断、郵政不正事件に関するデータ改竄事件、検察審査会による小沢氏の強制起訴…と、今年に入って、検察をめぐる事件が多発しています。一見、関連性がないようにも思われるのですが、これ…

司法の独立を踏みにじる閣議決定

本日の朝刊に、政府が、那覇地検の判断に関して「国際関係への影響についても犯罪後の状況として考慮することができる」とする答弁書を閣議決定したという記事を読み、驚きを禁じ得ません。この答弁、司法の独立を真っ向から否定するものだからです。 明治2…

政治家とマスコミが国民を裏切っている

仙谷官房長官の”属国発言”、この発言もまた、自他共に自らが売国奴であることを認めたようなものです。官房長官自身が、属国化を意味する売国行為を行っていると認識しているのですから、もはや救いようもありません。 本来、自国の官房長官が、外国の利益の…

仙谷官房長官は自国に強面で中国にだけ柳腰

仙谷官房長官の”柳腰発言”、どう考えましても、媚中外交を自他共に認めた発言なのではないかと思うのです。しかも、柳腰なのは、中国に対してだけであり、肝心の自国に対しては態度が豹変し、強面の無頼漢のようなのです。 このことは、仙谷官房長官の言葉使…

早期に専任の国家公安委員長を

反日活動家としても知られる岡崎トミ子氏を国家公安委員長に据えた人事には、多数の非難の声が寄せられています。警察の上部組織として国家公安委員会は存在するのですから、国民にとりましては、これ程、不安なことはありません。 幸いなことに、岡崎氏は、…

岡崎国家公安委員長は第二の千葉法相か

本日、菅内閣の新たな閣僚が発表されました。国家公安委員長のポストも注目されるところでしたが、こともあろうか、韓国や北朝鮮との繋がりが深い岡崎トミ子氏に決まったというのです。 国家公安の職とは、まさしく韓国や北朝鮮といった諸外国による我が国に…

民主党内閣―せめて適任者を

民主党政権の内閣では、法秩序を破壊する法務大臣、国家の安全を脅かす国家公安委員長、農家を破滅させる農林水産大臣・・・と、適任とは逆の顔ぶれが並んでいました。次期内閣では、せめて、適任者を選んでいただきたいと思うのです。 不適任者が大臣職に就…